妊娠初期っていつからいつまで?

妊娠第1か月から第4か月までが妊娠初期となります。

妊娠初期とは妊娠1ヶ月から4ヶ月までをいいます。ですが、母子手帳や診断書で妊娠に関する記述をする場合は週数の方を用います。妊娠関連の情報も大体は週数で記載されていますので簡単に説明しますと、最終月経の開始日から妊娠期間を計算します。そのため妊娠の開始期間とされる最初の2週間は実はまだお腹に赤ちゃんはいない時期に当たります。

妊娠期間と週数の関係は以下の図の通りになります。
※妊娠の場合、4週間の28日を1ヶ月として数えます


画像引用:山本産婦人科(三重県津市) 妊娠週数や妊娠月数の数え方について

妊娠初期に様々な症状が現れる理由

妊娠に気付く一番の原因は生理の遅れですが、そのほかにもいろいろな症状が現れる事があります。これは妊娠するとそれを維持するために必要な女性ホルモンの分泌量がそれまでと異なってくるため、体全体にさまざまな影響を及ぼすからです。

女性ホルモンの働きで内臓の動きに影響が出たり、大きくなっていく赤ちゃんのために骨盤や靱帯がいつもより広がっていくなど妊娠初期から妊婦さんの体の中では激しい変化が起こっています。それが表面に現れるのが妊娠の初期症状です。この症状にはいわゆる「つわり」と呼ばれる物も含まれています。つわりは早い人で妊娠4週目、着床してから14日頃から現れ始めるようです。