妊娠の期間ってどういう風に数えるの?

妊娠したかも……と思った時、妊娠してどれくらいか知りたい場合、まず確認したいのが最後の生理がいつだったかという事です。妊娠の期間は検診などでは「妊娠●ヶ月」ではなく「妊娠●週●日」という風にカウントされます。そしてその数え始めの日は「最終月経の開始日」となっています。実は妊娠0週の段階は妊娠前の最後の生理期間のため、お腹の中に赤ちゃんはまだいないのです。

この週数の数え方は28日周期を基本としており、「28日を1ヶ月」として計算します。「十月十日」という言葉がありますが、実際には最終月経開始日から満10ヶ月の280日目を出産予定日とする事になっているのです。この数え方では妊娠2週目頃が排卵日となります。また、妊娠とは受精した卵子が着床した段階からを言いますので排卵日に授精しても着床までには1週間ほどかかるため、実際に妊娠したといえる状態は妊娠3週目頃からになります。

妊娠周期の数え方で注意が必要な点として、月は「数え」、週は「満」で数えるという違いがあります。(月は1ヶ月から始まるが週は0週から数え始める)

妊娠しているかも…と思ったら?

最近では妊娠したかどうかはドラッグストアで購入出来る妊娠検査薬でほぼ確実に判断できますが、妊娠がわかった場合、産婦人科で妊婦健診を受ける必要があります。これは見た目ではわからないお腹の中の状態を、エコーなどを用いてチェックしたり、血液や尿などの異常がないか確認したりして初期の段階で対応が必要なトラブルに対処するためです。