産婦人科にいつ行けばいいの?何が必要?

産婦人科で診察を受ける時期は生理が1~2週間遅れた頃

妊娠周期でいうと5~6週に当たる時期が産婦人科に行くのにちょうどいいタイミングです。この頃であればある程度赤ちゃんが育っているため診察で確認する事が可能です。また、この時期になっても赤ちゃんの確認ができない場合はトラブルの可能性が高く、早期に治療を行う必要がある場合にも対応できます。

診察を受けるのに必要な物は以下の通りです。

健康保険証
診察料(検査などで高額になるため、2万円程度)
生理用ナプキン(内診で出血する可能性があり)
基礎体温表(記録していた場合)

服装は内診を受ける時に下半身は下着もとって裸になりますのでチュニックやワンピースなどがおすすめです。ただしロング丈のワンピースはまくり上げるのが大変ですので注意が必要です。また、出血して汚れる可能性もありますので濃い色の物にしておくと安心です。

診察に行くと受付の後、問診や尿検査などを行った後で医師の診察を受けます。

問診では以下の事を記入する必要があります。
生理の周期
最後の生理の開始日(最終月経)
結婚した年齢
過去に妊娠、出産、中絶の経験があるか
アレルギーの有無
病歴
親族の病歴

診察は内診がある事が多いのですが、お腹の外側からのエコーの場合もあります。診察を受けた後、妊娠している事が確定すれば出産予定日や現在の状況などが説明されます。病院によっては引き続き看護師さんなどから生活指導が行われる場合もあります。

最終月経から妊娠周期を割り出しする方法は月経不順の人には誤差が出やすい事もあるため、最近では初診か赤ちゃんがある程度育ってから、その大きさから週数を推定して出産予定日を割り出しするケースも増えているようです。最終月経を覚えていない、生理周期がわからない人でも対応してもらえますのでご安心を。

母子手帳の交付の時期はケースバイケース
妊娠すると自治体から母子手帳が交付され、各種の補助を受ける事ができます。ですがその交付時期は定まっておらず主治医の判断によります。おおよそ6週~10週くらいの間に交付を受けるよう主治医から指示が出ますので「妊娠届」が必要な場合は主治医に作成してもらい自治体の窓口で交付を受けます。必要な書類などが異なりますので自治体の公式サイトや担当部署に問い合わせをしてから行きましょう。