妊娠の初期症状とそうでない場合はどうやって見分ける?
生理痛に「重い」「軽い」など人によって違いがあるように妊娠初期の症状の出方にも個人差があります。はっきりした症状が感じられる人もいればまったく気付かなかった、という人もありますので「妊娠初期の症状とされるものが感じられないから妊娠ではない」と判断する事はできません。
また、症状を感じられた場合もほとんどが黄体ホルモンの増加などによるもので、PMS(月経前症候群)と似ています。そのため痛み方が若干違うケースのほかは症状の出るタイミングなどで妊娠初期の症状なのかどうか判断する事になります。基礎体温をつけている場合、症状の出た時期でPMSのせいか妊娠によるものか自分でもある程度見当を付ける事はできます。ですが「この症状が出たら妊娠」とはっきりいえるような特別な症状はありません。
妊娠の場合「なんだか普段と違う」という自覚が感じられる事もあるようですが同じ人でも妊娠の度に経過が異なる事もめずらしくありません。特に初産の場合はセルフチェックで正確な答えを得る事は難しいといえます。妊娠かどうかが気になったら妊娠検査薬でチェックしたり産婦人科の診察を受けてみましょう。
妊娠初期に現れる様々な症状や兆候
1.高温期(微熱)が続く
基礎体温をつけている場合、体温が高い状態が継続したり微熱が続いたりする事があります。
これは妊娠中に多く分泌される黄体ホルモンの働きによるものです。具体的な目安としては3週間前後ほど続くと妊娠している可能性が高いといえます。「最近なんだか暑がりになった」と感じていたら妊娠だった、という場合もあります。