妊娠初期(超初期)の腰痛で危険な腰痛とは?

妊娠中の腰痛自体は珍しい事ではなく、よほどの激痛でない限り腰痛そのものが危険な症状というわけではありませんのであまり神経質にならない事が大切です。ですが、注意を要すると思われるケースの例をいくつか挙げてみます

出血が続く

妊娠初期の出血自体は正常な妊娠でも起きる事があるのですが、必ず産科に連絡して指示を受けて下さい。痛みを伴う場合や出血の量が多い場合は時間外でも受診が必要な事があります。

腹痛がある

下腹部に痛みを感じる場合も流産が起き始めている可能性があります。出血を伴う時だけでなく、出血がない場合もお腹に痛みが感じられる時は注意が必要です。

安静にしても痛みが取れない

骨盤が緩む事で起きる腰痛の場合、腰回りに負担がかからなければ痛みはおさまるのが普通です。横になって休んでいるのに腰の痛みがひどいという場合は靱帯の緩みが原因ではなく、腎臓などに不調が起きている可能性があります。それ以外にも椎間板ヘルニア(ぎっくり腰)になってしまっていることがあります。

妊娠にトラブルが起きた場合は腰痛以外の異変がセットになっている事が殆どです。また、これらの3つに当てはまらなくても妊娠初期に「突然つわりの症状が止まって楽になった」場合も流産の兆候の可能性があります。かかりつけの産科に連絡して指示を仰ぎ、必要があれば医師の診察を受けて下さい。