妊娠初期に注意したいこと、気をつけたいこと

妊娠初期は最も流産が起きやすい期間であるため、無理は禁物です。

妊娠の初期症状で疲れやすさやだるさが出ていない場合、見た目には体も変化していないため、ついそれまでと同様の過ごし方をしてしまいがちです。ですが赤ちゃんが育っていく過程であり、胎盤が完成するまでの妊娠初期はささいな事から流産に繋がりやすいデリケートな時期なのです。

この期間は見えない所で体に負担がかかっていますので無理はしないように過ごしましょう。仕事が忙しいからと深夜まで起きていて睡眠時間を削ったり、立ち仕事をそれまでと同様に続けたりするなどは避け、こまめに休憩をはさむなどの対策を取りましょう。

喫煙している人はこの機会に禁煙をおすすめします。妊婦さんが喫煙していると赤ちゃんの成長に影響が出て、流産や早産のリスクが上昇します。副流煙も赤ちゃんに悪影響がありますのでパートナーや家族が喫煙者の場合、禁煙か分煙してもらいましょう。

また、感染症にも注意が必要です。風疹など特定の感染症に免疫がなかった場合、妊娠中は予防接種できない物の方が多いので、人混みを避け、手洗いうがいを十分に行って下さい。妊娠中は免疫力が落ちていますので風邪などにも十分に注意が必要です。

妊娠初期に避けた方が良い食べ物、飲み物

赤ちゃんに良いとされる食事は色々ありますが、完璧にしようとして上手く行かずにストレスを貯めてしまうと逆効果です。妊娠初期には控えた方が安全な食品がありますのでポイントを押さえて食事の参考にして下さい。

アルコール
たばこと同様、赤ちゃんに悪影響が出やすいとされています。妊娠中は控えた方が安全です。

カフェイン
カフェインレスの飲み物に替えるのがベストですが、限度内の摂取であれば完全にやめなくても大丈夫です。コーヒーであれば2杯まで、紅茶であれば3杯まで、緑茶であれば4杯くらいまでが目安です。